
令和6年第320回定例会(第5号) 本文 2024-12-04【議案第21号】
令和6年第320回定例会では、
七戸養護学校(普通教室棟)の増築工事に関する議案について質疑を行いました。
背景にあるのは、
県立特別支援学校における慢性的な教室不足です。
■ なぜ七戸養護学校の増築が必要だったのか
県の説明によると、
特別支援学校では児童生徒数の増加により教室不足が続いており、
令和3年度に「教室不足解消に向けた集中取組計画」を策定し、
順次対応を進めてきたとのことでした。
七戸養護学校では、
令和3年度の時点で15室の不足が確認され、
その後も同程度の学級数が続くと見込まれたため、
校舎を増築して対応することになったという説明でした。
■ 増築される校舎の内容
増築される校舎は、
鉄筋コンクリート造・4階建てで、
- 普通教室16室
- 職員室
- エレベーター
- クールダウン室
- 多目的教室
- プレールーム
- 会議室、図書室 など
今後の学級数増加にも対応できる内容になっています。
■ 県内特別支援学校全体の教室不足の現状
令和6年5月1日時点で、
県立特別支援学校20校のうち、4校で27室の不足が確認されています。
内訳は、
- 七戸養護学校:13室
- むつ養護学校:7室
- 弘前第一養護学校:5室
- 青森第二養護学校:2室
このうち、
七戸養護学校とむつ養護学校は、
それぞれ令和8年度、令和7年度に増築で解消される見込みとのことでした。
残る2校については、
特別教室などを一時的に普通教室へ転用しながら、
今後の推移を見て対応を検討するという説明でした。

■ 議会で伝えた受け止め
全国的にも特別支援学校の教室不足は深刻で、
文部科学省の調査では、公立特別支援学校で
3,000教室以上が不足しているとされています。
障がいの内容や必要な支援は多様で、
教育現場の負担も大きい中、
今回の増築でクールダウン室などが整備される点は、
前向きな環境整備だと受け止めています。
引き続き、
質の高い学習環境の確保に向けた対応を求めました。

